ダニヤル・イエレウシノフvsバージル・オルティス
ハーンの歓喜
インドンゴを圧倒し2回で試合を終わらせたイエレウシノフを見て彼をプロモートするハーンは大興奮しているようです。
そして現在のイエレウシノフのスコープに映っているのは全KOプロスペクト、バージル・オルティス。
ハーン
私はバージル・オルティスを高く評価している。
彼とイエレウシノフの試合を作り出したい。
最高の試合になるはずだ。
アマチュアエリートのイエレウシノフと快進撃でウェルター級を蹴散らすオルティス。
これは激熱の組み合わせです。

全KOのオルティス
元プロスペクトのソロモンや元世界タイトル挑戦者として評価を確立していたオロスコを圧倒し、信じがたいパワーを見せてつけじわりじわりと人気を拡大しているオルティス。
技術、パワー、スピードと3拍子揃ったダイヤの原石。
スタイルと実力だけでもファンの目を引きますが、これに加えてオルティスはメキシカンです。
悪そうな感じは少しもなく真面目な印象を受けるオルティスですが、メキシカンという背景は彼が世界王者になった時に大きく味方してくれるはずです。
SNSでの活動ではライアン・ガルシアといった血気盛んな若者に劣りますが、実力だけなら紛れもないスター候補と言える選手です。
カザフスタンのイエレウシノフ
ハーンは今回カザフスタンのイエレウシノフやウズベキスタンのイスライル・マドリモフへ多大な期待を寄せているようで、キャリアを急がせています。
ハーンは10戦以内に彼らの王座挑戦を目指しているのかもしれません。


ウェルター級のベルトはスペンスとクロフォードが3本、スーパーウェルター級はチャーロが3本。
アメリカ勢が支配しているといえる状況です。
ここに旧共産圏のイエレウシノフやマドリモフが割り込んでくれると、ベルトの循環とランキングの新陳代謝が起こります。
ずっと行列に並んでいる小国の選手や弱小プロモーターに所属しているジャロン・エニスといった超有望選手もチャンスを掴むことができるようになるはずです。
日本人にもチャンスが回ってくる、日本史上初のウェルター級世界王者が誕生する確率も低いとは言え0ではなくなります。
ファンとしても同じ選手ばかりでベルトを回している現状にはうんざりです。
この状況を打開してくれることを期待して、イエレウシノフ含め彼らの活躍に期待しましょう

この中にスペンスやクロフォード、チャーロを超える選手がいるはずです。
旧共産圏の選手はまさにおそロシア。
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