感想
試合内容
11月に約一年ぶりの試合をこなしているスタニョーニス。
今月も試合です。
パワージャブと多角的なコンビネーションが武器。
11勝8KO。
ゴンザレスは3連敗中のコロンビア人。
戦績は19勝15KO3敗1分。

初回、いつも通りスタニョーニスはガードを上げてパワージャブ、持ち味を活かしてプレッシャーをかけます。
ゴンザレスは下がりながらもカウンターを狙う。
早くもゴンザレスは主導権を奪われ苦しい展開。
スタニョーニスの太い腕にパンチを弾かれロープまで追われます。
2回にはゴンザレスの肝臓にスタニョーニスのフックがめり込み、効かせました。
それでも果敢に応戦するゴンザレスでしたが、再び肝臓にフックが叩き込まれると堪らずダウン。
ゴンザレスは腹をかばいながらも懸命に反撃。
腹にスタニョーニスの左グローブが触れる度に顔をしかめますが、何とか持ちこたえます。
いつ倒されてもおかしくない状況で粘り、危険なパンチも打ち込みます。
凄い精神力です。
諦めそうで諦めないゴンザレスはスタニョーニスの猛攻を耐えながら時折KO率に偽りなしの鋭いパンチを放ちます。
しかし頑張れば頑張るほどスタニョーニスの怒りを買いの攻撃の激しさは増していきます。
激しい攻撃に晒され苦しそうな表情を浮かべながらも諦めないゴンザレスに次第に気持ちが傾いています。
頑張れゴンザレス。
諦めなければチャンスはある。
後半は力がなくなってきたゴンザレスをスタニョーニスは容赦なく痛めつけます。
ゴンザレスはサバイバルモード。
それにしてもスタニョーニスの守りは固い。
ゴンザレスの鋭いパンチも難なく跳ね返しています。
8回にスタニョーニスのアッパーカットで膝をついたゴンザレスでしたが、ベルに救われました。
続く9回に右フックで顔面を叩かれると遂にゴンザレスは勝負を諦め膝をつきました。
感想
スタニョーニスはエキサイティングなスタイルです。
柔軟さはありませんが守りは固く強力で高度なコンビネーションに硬そうなパワージャブはゴロフキンを彷彿とさせます。
ブロック&リターンも高速で強烈。
強く無名な彼はウェルター級のビッグネームからは避けられてしまいそうですが、この強さです。
放っておかれるわけはないでしょう。
ゴンザレスはしぶとい男でした。
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