ウェルター級の未来
ライアン・ガルシアが大人気、看板選手のDAZNですが、このオルティスも忘れてはいけません。
全KOのトッププロスペクトです。
パワーだけじゃない
このオルティス、全KOだけあってパワーは本物。
王者級のものを持っています。
そしてそれだけじゃない。
カウンター、フットワーク、ディフェンス。
全て高水準に備えた戦闘サイボーグです。
リンクの試合を見ればオルティスの底知れない才能を感じることができます。
彼がこれから証明しなければならないのはスタミナ、精神力、打たれ強さです。
21歳でスーパーライト級2冠王者ホセ・ラミレスと激しい殴り合いを演じたアントニオ・オロスコと初回から徹底的に打ち合える辺り、精神面に関しては全く問題ないと私は感じています。
オルティスが証明しなけらばならないのはスタミナと打たれ強さ。
弩級のプロスペクトと言えるオルティスですら王座は確実と断言できないのがウェルター級です。
オルティス同様に弩級のプロスペクトであったスペンスが苦戦する階級です。
スペンス以外にも達人パッキャオ、天才クロフォードも王の椅子に座っています。
オルティスの能力だけ見れば彼らにも引けを取りません。
爆発力だけなら彼らを凌駕しています。
モーリス・フッカー
次のオルティスの犠牲者の候補として挙げられているのが元スーパーライト級王者のモーリス・フッカー。
フッカーはテリー・フラナガン、アレックス・サウセドに勝利している実力者です。
ホセ・ラミレスに敗れた後KO勝ちで復帰戦を飾っています。
フッカー相手でもオロスコ戦のような内容で勝つことができればタイトル戦線へ大きく前進できます。
オルティス自身はクロフォードであろうがスペンスであろうが誰でも構わないと発言し、スペンスに関しては「嘘つき」呼ばわりしています。

ブタエフ然り、オルティス然り。
恐怖のチャレンジャーの挑戦を受けて立ってくれる王者はいるのだろうか。

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