ボスはテオフィモ
超新星ライアン・ガルシア
群雄割拠し、現在競争が最も熾烈で注目を浴びている階級です。
ヘイニーが一応WBC正規王者でテオフィモはフランチャイズというポジション。
形式上はフランチャイズが上らしいですが、メディアの作る風潮ではフランチャイズは認められていないみたいですね。
まあ、ファンはガンボアに勝ってベルトを獲得したヘイニーは無視してテオフィモを4団体統一王者とみなしていると思います。
私の認識としてもロマチェンコとコミーに連勝しているテオフィモがライト級No.1です。
ライアンのテオフィモへの挑戦がないこともないんでしょうが、GBPがヘイニーよりリスキーなテオフィモを選ぶとは思えません。
こう考えると来年、何だかんだと言いつつもライアンがヘイニーに挑戦する確率が最も高いんでしょうか。
リナレスと戦うという報道もありますね。
一時は盛り上がっていた試合で、ライアンを指導するレイノソがリナレスには反対したんだとか。
この辺りの真意も気になります。

2014年のアマチュアの試合ではヘイニーが勝利。
ライアンとヘイニーの試合が決まれば、メイウェザーが見込んだヘイニーの才能の全貌が明らかになるが…
不人気ヘイニーは実力を証明するためにもリナレスと対戦予定のあったフォルトゥナと戦えばいいんじゃないかな。
テオフィモが最強
ライアンがかき回しているライト級なんですが、ボスはテオフィモ。
彼を倒さない限りライアンもヘイニーもライト級最強の称号は得られません。
プロではロマチェンコとコミー相手に鮮烈な印象を残し一歩、いや二歩はリードしています。
アマチュアでもアメリカ国内大会優勝にオリンピック出場の実績で上回ります。
ライアンもデービスも強い、ヘイニーも侮れません。
しかしNo.1はテオフィモです。
上手いが面白みに欠けるヘイニー、一発は魅力だが弱点もあるライアン、怪物の如き強さも小柄なデービス。
総当たり戦をすればテオフィモが最も勝率が高いのではないでしょうか。
テオフィモに問題があるとすれば減量。
計量時にげっそりと病人のような彼の姿を見れば限界が近いことは容易に想像できます。
Fab 4のような総当たり戦かトーナメントが行えるなら。
カネロを超えるスターが誕生するかもしれません。
ま、どうせプロモーターの利害関係がこじれて実現しないんだろうけど。
コメント
ガルシアはディフェンス次第、ヘイニーはオフェンス次第でしょうね。
どちらも苦手分野を克服することにより得意分野に磨きがかかるタイプだと思います。
ロペスはウェイトを除けばフットワークですかね。中谷、ロマチェンコ戦を見てる限り、ベストな距離以外の威力は今ひとつなので、自分で距離を作れるようになると脅威です。
デービスはよくわかりません。ライト級では評価が付けられないです。
この中に中谷が混ざりかき回してくれるのとに期待ですね。
ベルデホから切符は奪ったので、今年は大舞台に乗り込んでほしい。
ロペスはロマとの試合で結構色々見えたような気もしました。私個人の感想ではロマが勝っていたんですけど(2、6~11r)、実際は全然違っていて(笑)。
大きさがロマと全然違っていて笑えました。
私もムーンサルトさんと同じでフットワーク、距離の取り方が相手が上回っていると手が出ず単発になりがちに思えます。フィジカルでプレッシャーを掛けて高速の踏み込みでパンパーン!
ライトではこれでOKでしょうが、ヘイニーはもしかすると空転させる事が出来るかも?とかって思います。ガルシアは、、、ロペスとやっても勝てるとは思えないです。
ガルシア・デービスはいろんな意味でやるべきかなと思いました。
リナレス・ガルシア。リナレスはパコーンとやられる時がありますからね。ガルシアはそんなタイプに見えます。どこかで食っちゃうような。リナレス好きなので勝って欲しいですが。
レイノソ、何で反対なのでしょうね。理由が知りたいです。
ガルシアは誰にでも負けるし誰にでも勝てる感じですよね。
魅力的な強打ですが技術に関しては他のライト級と比較すると不安材料になります。
レイノソに期待です。