ヘビー級No.1は?
ジョシュアvsフューリー
この試合がいろんなメディアで報じられています。
ジョシュアvsフューリー。
ヘビー級最大の試合なのでそう簡単に決定はしないと思いますが、ジョシュアもフューリーもイギリス人なので「今年もしかして…」とも期待してしまいます。
ファンの多くがフューリー有利を予想する試合だと思います。
私もどちらかに賭けろと言われればフューリーが勝つ方にかけます。
ただ一筋縄ではいかなくなっているのが再起後のジョシュア。
ルイズに負けるまではその体格と類まれな身体能力を活かした圧倒的な火力が武器でしたが、再戦となったルイズ戦ではモデルチェンジ。
体格と身体能力をディフェンスへ振り分け直して負けないスタイルを披露しました。
似たような戦法で長期政権を築いたクリチコを例に挙げて「クリチコ化」とも揶揄されていました。
ジョシュアが今でもヘビー級ではトップレベルであることは揺るぎのない事実です。
しかし何故だか私はジョシュアはもう終わってしまったという感情が沸いてくるんです。
なぜかジョイスとウシクに期待してしまいます。
ジョイス
イギリスボクシングの期待を一身に背負っていたデュボアを粉砕した男。
ジョイスは本当に獰猛です。
デュボア戦のフェイスオフでの眼光の鋭さからも彼の自信を感じましたし、ダイナマイトと形容されるデュボアの拳で殴られても少しも怯むことなく淡々と殴り返す様子からも彼の強さを感じました。
スピードと技術に長けたフューリーにとっては鴨ネギな感じがしますが、他のヘビー級、例えばワイルダーやジョシュアであれば十分勝負になる選手だと感じました。
デュボアをジャブだけで仕留める辺り、「ジョシュア、やられちゃうんじゃないの?」と思えてしまいます。

ウシク
私はヘビー級の伏兵はウシクだとずっと思っている、いや勝手に期待しているわけなんですが、そのウシクはジョシュアの持つWBOランキング1位につけています。
早くジョシュアに挑戦させろと発言しているようでかなりの自信を感じさせます。
ウシクは6回の試合とは言えアマチュア時代にジョイスに勝っています。
余裕のある試合ではありませんでしたが、勝つには勝っているんです。
私はウシクの機動力と手数に巨大化したヘビー級が大慌てするところが見たい。
「大きい奴が勝つ」では大味すぎてつまらない。
デュボアはアマチュア時代の雪辱を晴らすべくウシクを挑発しています。
この両者のプロルールでの試合も気になります。
ウシク、ロマチェンコのように暴れてくれ。
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