デビン・ヘイニーvsホルヘ・リナレス
話題に乏しいボクシング
今年は本当に話題がありません。
日本国内ならabemaTVで井上尚弥vs比嘉大吾のチャリティーマッチが放送されるので話題が豊富なんですが世界的にはほとんど話題がありません。
ボクシングに飢えた世界のファンが日本のチャリティーマッチに注目してくれるかもしれませんので、井上と比嘉にとっては大チャンスです。
それ以外にも八重樫vs京口の新旧対決、日本のアマ代表vsプロ代表のエキシビションマッチががアンダーカードに組まれています。
日本のホープ佐々木、平岡もいます。
ムンギアに迫った井上岳士もいます。
中国で名を挙げた木村もいます。
K-1ボクシングに転向した武居、日本王者の坂。
彼らには井上目当てのカジュアルファンにこの機会に名前を売ってほしいですね。
ボクシングは井上だけではありません。
話を戻します。
ライアンはベルトを超えた
今年話題の中心になりそうなライト級の主役はライアン・ガルシア。
ライアンはパッキャオの名前を使ったりとビッグネームとの試合を画策しているようです。
未だ世界王者ではありませんが何やらビッグファイトの予感がします。
もうライアンが発言しているようにベルトにほとんど価値はありませんね。
チャンピオンシップそのものの価値がなくなってしまうとベルトのためにあえて金にならない危険な相手と戦うのはリスクです。
ライアンの知名度は並み王者を遥かに超えています。
もはやライアンの価値はベルトを上回ってしまいました。
ヘイニーになら勝てる
無冠のスーパースター、ライアン・ガルシアにもライト級最強の”4団体王者”テオフィモ・ロペスにもフラれてしまっているヘイニー。
ライト級の次世代スーパースターレースに参加だけはしているイメージですが、他のライト級と一緒に騒いでいるだけで少し浮いている印象を受けてしまいます。
ヘイニーはもっと名前を売れる相手に勝たなければなりません。
現在リナレスとの試合も視野に入れてるんだとか。
ヘイニーvsリナレス…
残念ながら面白い試合になる想像ができません。
フェアにやればリナレスが勝っちゃいそうな気がするんですけどね。
サイズはヘイニーが大きく上回るもののスピードと経験、多分テクニックでもリナレスが上回ります。
一発のないヘイニーにはリナレスにとって他のライアン、テオフィモ、デービスと比較して勝ちやすい相手だと思います。
技術勝負ならロマチェンコでも手を焼くスピードとカウンターがリナレスにはありますからね。
ヘイニーが勝つとしてもディフェンシブなヘイニーが細かくポイントを奪い判定に持ち込み、微妙なラウンドがヘイニーに流れるホームのアドバンテージも助けて勝ってしまうという微妙な内容になる気がします。
もしそうなった場合カネロディシジョンのような大きな話題になりそうもなく、リナレスのビジネスだけ後退してフェードアウト。
ヘイニーと戦うのはリナレスにとって一番うまみがない気がします。
やっぱりリナレスが試合をするなら勝っても負けても派手な試合になりそうなライアンがいいですね。
ヘイニーとの試合は見たくない。
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