ジョシュ・ウォーリントンvsマウリシオ・ララ
試合内容
少しも期待せずなんとなく観戦した試合。
フランプトンが勝つとウォーリントンは簡単に倒されると思った試合。
私はその試合でウォーリントンのファンになりました。
見たことのない、一切の躊躇を感じさせない猛ラッシュ。
技巧派で天才肌のフランプトンをウォーリントンが飲み込みました。
その後天才肌ガラハドを攻略。
地味な王者ですが愚直な彼のスタイルを応援するファンも多いはず。
30勝7KO。
マウリシオ・ララもウォーリントンと同様に打ち合い上等のメキシカンスタイル。
スタミナが豊富で我慢強いウォーリントンとの打ち合いは地獄。
しかしララも粘り強く戦える選手です。
21勝14KO2敗。
デビュー戦を黒星からスタートさせています。
初回から激しい打ち合い。
スピードはウォーリントンながら一発の重さでララ。
お互いにヒットを奪い合います。
ウォーリントンはララのパワーと相打ちのカウンターに警戒心が煽られいつものような狂気のラッシュが出ません。
ウォーリントンは攻撃が最大のの防御。
手を出さなければ…
その後も相打ち上等のララにラッシュが出せず下がらされるウォーリントン。
2回の終盤には最終回と見紛うほどの激しい打ち合い。
序盤は激しすぎるペース争い。
お互いに体力を消耗するも気力は衰えません。
攻勢をを緩めた方が負ける、そんな試合です。
お互い譲らず。
しかし4回、先に弱みを見せたのはウォーリントン。
すかさずララは猛攻を見せてダウンを奪取。
ストップが打倒なほど効いていますが時間がウォーリントンを救いました。
5回、ララは勝負を決めに来ました。
ウォーリントンは徹底抗戦。
その後もララは猛攻を見せるもウォーリントンの激しい抵抗にあって勝負を決めきれません。
お互いに顔が痛み体力を消耗していますが気力でカバーします。
終盤戦へ突入。
ダメージの深さはウォーリントン。
ララは適地ということもありKOしたい。
9回に左フックをヒットしたララがコンビネーション。
ウォーリントンはダメージが深く見かねたレフェリーがストップ。
感想
激しい試合でした。
ウォーリントンはしこたま打たれましたので健康が心配です。
そしてララ。
地味ですがフランプトンとガラハドを退けた強い王者に勝ちました。
デビュー戦で負けているというのもいいですね。
長期政権は難しそうなスタイルですが誰と戦っても激しい試合になることは間違いありません。


コメント