ローマン・ゴンザレスvsファン・フランシスコ・エストラーダ
最前線で8年間
世界的にはカネロのいるスーパーミドル級が話題の中心です。
ベナビデスとチャーロが舌戦を繰り広げカネロくじ抽選券を争っています。
日本人的にはそんなことより週末に迫ったスーパーフライ級のWBAとWBCの統一戦と京口の防衛戦の方が気になりますよね。
井岡一翔のいる階級の2団体統一戦。
ここに井岡がどう絡んでいくのか?妄想が止まらなくなります。
ドラマチックなことに2団体王者を争うローマン・ゴンザレスとファン・フランシスコ・エストラーダは8年ぶりの再戦です。
クアドラスはエストラーダとの激しい打ち合いを制し、ゴンザレスはヤファイをノックアウトして実力でこの試合まで漕ぎつけました。
8年前はライトフライ級で戦った両者ですが、未だに力は健在。
2階級を上げたスーパーフライ級でも一流と呼ぶに相応しい実力者同士の試合です。
8年越しの再戦が2団体統一戦とあっては彼らのあまりに長く、そして安定したキャリアに驚かざるをえませんね。


WBSSの先駆けとも言えるスーパーフライ級のトーナメント。
農民シーサケットがPFPキングゴンザレスを2度も打ち破るという快挙を成し遂げていた時のスーパーフライ級は大盛り上がりでした。
これまで中重量級と比較すると日陰の存在と言えたスーパーフライ級が大きな脚光を浴びるか?とも思えたんですけどね。
そのまま尻すぼみに火が消えてしまいました。
井上とゴンザレス、井上とシーサケット。
誰がが強いのか。
丁度モンスターの足音が軽量級に響きはじめていたころでした。
井岡一翔
今の井岡とフライ級だったころの井岡とは評価も人気も質が違います。
今や井上とも戦えるとも囁かれはじめ、PFP上位も射程圏内。
現状は階級も向かう道も異なる井岡と井上ですが、井岡がスーパーフライ級を4団体統一した暁にはこの日本人対決が見たい。
井上がデビューした頃は井岡はまだ早いと言われ、井上がWBSSを制した頃は井岡では歯が立たないと言われ。
今は井岡がもしかしたらもしかすると評価が徐々に拮抗してきています。
無責任なファンとしてはこの試合がどうしても見たい。

コメント