ブランドン・フィゲロアvsルイス・ネリ
試合内容
井上が山中の仇を取るかと思いましたが、スーパーバンタム級へ階級を上げたので交わる事はありませんでした
果たしてバンタム級では大きなアドバンテージとなっていたネリのパワーはこの階級でもサイズのあるフィゲロアに通用するか。
31勝24KO。
フィゲロアは長身ですが打ち合いを好む、上に独特な拳法を使う変則ファイター。
フィゲロア拳法で悪評高きネリ制裁を加えられるか。
22勝17KO1分。
初回から激しい打ち合い。
強烈な打撃音が響きます。
パワーはネリですが、フィゲロアは体格とスイッチを繰り返す独特な戦法で得意の接近戦へ持ち込み、ネリを押し込みます。
下がりながらのネリはやりにくそうです
スリップがありましたが互角か、クリーンヒットの派手さで初回はネリか。
2回も激しく打ち合うもネリが下がらされる。
ネリは足と強打で突き放そうとするが、サイズで勝るフィゲロアはネリのパンチを受けながら突進し、強引に追い続け接近戦を強要します。
お互いにパンチは食っていますが、あまりに執拗なフィゲロアに嫌気がさし始めているのはネリ。
7回にお互いにパンチを交換した場面でフィゲロアの左ボディーショットがネリのあばらに直芸。
悶絶したネリは立ち上がることができませんでした。
感想
フィゲロアは分かりやすい派手さはありませんが、これはかなりやりにくそうです。
ついにネリへの制裁を加えました。
アンチネリの溜飲は下がったのではないでしょうか。
フィゲロアにはアフマダリエフとの統一選に期待ですね。
コメント
回転数はやっぱり凄いんですけど、Sバンタムはネリでもパワーレスなんですかね。だとすると、地味ですが思ったよりレベルが高いかもしれません。
井上尚弥もファンはSバンタム級を無視しているか知らないのかわかりませんが、フェザー級にフォーカスしているようですが案外苦戦するかもしれませんね。
この試合はネリのパワーは私は感じました。
ただフィゲロアの拳法がそれを上回りました。
井上信仰にはコアなボクシングファンは違和感を覚えているんじゃないですかね。
確かに強いことは間違いありませんが、対フィゲロアはドネア戦が頭を過ぎります。