ジャモール・チャーロvsファン・マシアス・モンティエル
試合内容
最近はKOから遠ざかりデビュー当初の倒し屋のイメージは徐々に消失。
頭脳的なカウンターパンチャーへと変貌し弟ジャメールと役割を交換した感が漂い始めているジャモール。
32勝22KO。
モンティエルは22勝の全てがKOというハードパンチャー。
しかしムンギアにKO負けしている相手です。
ジャモールは手こずるわけにはいきません。
22勝22KO4敗。
ジャモールは自慢のパワージャブでモンティエルへプレッシャーをかけ、モンティエルはそれを躱しながら様子見。
モンティエルはスイッチを繰り返し変則的です。
2回もチャーロはビシビシジャブを飛ばす。
モンティエルは警戒して手が出ない。
3回の打ち合いから攻防が激しくなる。
上回るのはチャーロ。
4回からモンティエルは猛烈な前進を見せてチャーロを下がらせる。
スタミナのないジャモールには不安な展開。
5回にチャーロの右でモンティエルがたたらを踏み、すかさずチャーロは猛攻。
6回も開始早々にチャンスのチャーロ。
至近距離で打ち合うがモンティエルは耐える。
チャーロは大ぶりでうまく当たらない。
7回からは疲れも見えてきたチャーロは被弾が増える。
モンティエルは手を緩めない。
8回に左を当ててチャーロを揺らす。
9からは互角の展開。
終盤はボコボコ食うチャーロ。
モンティエルはここぞとばかりの猛攻。止まりません。
チャンピオンシップラウンズは手数もヒットもモンティエル。
チャーロは尻すぼみでフィニッシュ。
感想
ジャモールはイメージと裏腹に冷静でディンフェスがいいがスタミナがない。
少ないスタミナをやりくりしてなんとか戦っている印象が残ります。
デレフヤンチェンコに明確に勝ちを納めて実力は証明していますが、ミドル級はそれだけではいけない。
何かインパクトを残さないと。チャーロツインズは若手とはいえない年齢に入りました。
さらなる飛躍に期待したいですね。
もうベナビデスと戦う時期なのでは。
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