ムラト・ガシエフvsミカエル・ウォリッシュ
試合内容
東京でオリンピックが開催されました。
こんなにも静かなオリンピックは今まであったでしょうか。
私は粛々とプロボクシングの観戦を続けます。
ガシエフは個人的にはパンチ力ならPFP級。
ウシクに弱点を集中砲火されて敗退を余儀なくされたもましたが、まだまだ若く期待しています。
28勝21KO1敗。
ウォリッシュは22勝15KO4敗。
ヘビー級で強豪を蹴散らすジョイス、ゴールドメダリストヨカ、ナイジェリアの壊し屋アジャグバと戦った経験がありますが全てKO負け。
ガシエフのヘビー級での力を間接的に測れます。
上背で勝るウォリッシュが体格差を生かしたアウトボクシングを展開。
ガシエフはクルーザー時代と変わらないハイガードで前進。
初回から追うガシエフ、当てて逃げるウォリッシュの構図は変わらず。
3回はウォリッシュがガシエフを下がらせる場面も見せます。
クルーザー級のようにパワーだけでは相手を下がらせられません。
4回に腹を打たれたウォリッシュが後退。
ガシエフはジリジリとしたプレッシャーでウォリッシュを削る。
右のフックで顎を叩かれウォリッシュがダウン。
立ち上がるもすぐにストップされました。
感想
今回は簡単に平らげましたがこのスタイルでジョイスやドュボア、ワイルダー、フューリー、ジョシュアと戦うのは危険ですよね。
ジョイス、アジャグバと戦っただけあってガシエフの強打にも落ち着いていたウォリッシュ。
今のままでどこまでいけるのだろうか。
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