テレンス・クロフォードvsショーン・ポーター
クロフォードの夜明け
パッキャオがボクシング人生最後の大仕事にスペンスを選択し世界中のファンを驚かせました。
この試合の勝者は3団体統一王者です。
となれば想像を絶する大金を生む試合までもうあと一歩。
業界としてやらない手はないはず。
史上初のウェルター級統一王者誕生が見られるかもしれません。
スペンスvsポーター、パッキャオvsクロフォード、パッキャオvsポータ、様々な組み合わせが考えられますが。
私たちファンが見たいのはスペンスvsクロフォード。
その期待に応えるかのようにWBOがクロフォードの防衛戦の相手としてポーターを指名しました。
この指令は4団体統一という偉業の前哨戦なのか。
そう勘ぐって、いや期待してしまいます。
もしもこの指令が無視されてしまえば、世界中のファンが落胆します。
クロフォードvsポーターはそれほど期待を煽ります。
ポーターはこの喜びをYouTubeで発信しました。
野獣ポーター
ポーターがスペンス戦の仕上がりなら天才クロフォードといえど乱戦に巻き込まれてしまうことは容易に想像できます。
強靭かつ高い技術力を誇るスペンスがあと一歩まで追い詰められました。
一方でポーターと似たような戦い方をしたジェフ・ホーンが簡単に蹴散らされたことを思い出すと、そしてブルックを一撃で仕留めたことを考慮すると、野獣ポーターすら簡単にのしてしまうことも想像できます。
カウンター、パンチ力、技術、フィジカル。
3階級目にして衰えないどころか勢いを増しているクロフォードの戦いぶりは天才のそれです。
ブルック戦、カバラウスカス戦とウェルター級に順応してからのクロフォードは今の所無敵。
ファンの期待するところはやはり、ポーターを一蹴しスペンスとPBCを戦慄させることです。
この指令が無視された場合、ファンは絶望するほかない。
コメント
交通事故で狂った歯車を戻して、スペンスをスーパースターにしたいPBC。そのためにベルトをコンプリートしたいけどクロフォードとやって全て失うリスクは冒したくないんでしょうね。
スペンスと接戦だったポーターで奪あれば、スペンスvsポーター2も文句はつかないでしょう。
仮にクロフォードが勝っても、クロフォードが衰えるまで未体験のタイプのボクサーをぶつけ続けて弱点にハマるのを待ち、スペンスのお膳立てに邁進する感じがします。
アメリカ人のスーパースターが欲しいです。
もっともっとボクシングが面白くなると思います。
スペンスでもクロフォードでもいい。