テレンス・クロフォードvsジョシュ・テイラー
オリンピック明けの発表を狙っているのかやけに静かなプロボクシング。
試合も話題も全くと言っていいほどありません。
クロフォード
オリンピアンのカバラウスカスを圧倒しノックアウト。
低迷していたとはいえウェルター級で最強の評価もあったブルックをワンパンチでノックアウト。
当時全勝の確かな実力があった強靭なベナビデスをノックアウト。
元王者でスピードだけなら全階級ナンバーワンかとも思われたカーンに何もさせずノックアウト。
オーストラリア仕込みのボクシングでパッキャオを封じ込めたホーンを一方的に殴り続けノックアアウト。
ウェルター級では文句なしの戦果を挙げているクロフォード。
しかしスーパーライト級での実績は強豪ひしめくWBSSを制覇し、4団体を統一したテイラーに軍配が挙がります。
テイラーが直接下したラミレス、プログレイ、バランチクの実力は相当なものです。
特にラミレス、プログレイは王者以上の実力があり、テイラーに敗れるまでは負ける姿は想像できませんでした。
トップランクはクロフォードの天才を持て余し対戦相手探しに苦戦、本来であれば温めておきたいはずのテイラーとのカードを早くも2022年に消化する計画を立てていると報道されています。
クロフォードがPBCへ移籍できない場合考えられる最高のカードではありますけどね。
これから上昇気流に乗ろうかというテイラーをPFPの首位争いをするクロフォードとぶつけるのは双方にとって勿体ないように思います。
クロフォードの評価、実績ならウェルター級の統一、史上初の2階級4団体統一を目指し歴史に名を刻むのが妥当でしょう。
ファンとしてはヤキモキする状況がずっと続いています。
ボクシングはリゴンドーがそうであるように、クロフォードの天才を腐らせてしまうのか。
テイラーよりはポーターだろう。
ウェルター級での実績、ネームバリューが段違いだ。
スペンスが手を焼いた日の獣のようなポーターならクロフォードの苦戦はおろか、負けも十分に想像できる。
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