ケイレブ・プラントvsカネロ・アルバレス
ウォードの道具箱?
カネロとの対戦が決まりましたね。
私も含めカネロ有利予想が大半でしょう。
これは何となくなんですが、カネロ有利予想をしつつもどこかプラントに期待している部分もあるのじゃないかと思います。
そんな期待を集めているプラントはウォードから秘密の道具を借りるようです。
ヒントは有酸素運動能力なんだとか。
今は少しもそんな様子は感じさせませんが、カネロはミドル級のゴロフキンⅠまではスタミナ問題が誰の目にも明らかでした。
ウォードはレスラー
スーパーシックストーナメントとコバレフとの2連戦で見せた姿。
あれが本気になった時のウォードです。
今となってはウォードに対して特別な感情は抱いていませんが当時は試合を見ていてあまりいい感情は起こりませんでした。
ウォードが授けるとすれば十中八九レスリングとも揶揄されたウォード拳法。
ウォード拳法の伝承者
もしプラントが手段を択ばず勝利を目指すのであればウォード拳法は間違いなく有効な手段となるでしょう。
カネロ対仮想ウォード。
ウォードのようなファイターに対してカネロはどんな戦いができるのか見てみたいとは思っていました。
もしウォードをこれまでの相手コバレフ、サンダース、スミスのように粉砕できるのならカネロの技術、強靭さはそれを実現した方法は置いておくとして、ボクシングで抜きんでていると言えます。
ゴロフキンに勝ってからのカネロは鬼神のごとき強さです。
ファンの想像を超える活躍を見せています。
最も市場価値の高いアスリートにも選出されました。
素晴らしいことだと思います。
しかしカネロの活躍を喜びたい一方でこう思っているファンがいることも事実です。
「スーパーウェルター級でコット、リアム・スミスと殴り合っていた選手が?突然ライトヘビー級を殴り倒す?」
カネロの力強さはゴロフキン戦を境に日に日に増しているようにも感じられます。
ウォード拳法の伝承者プラントはカネロをPFPの座から引きずり下ろせるか?
コメント
ウォードがコバレフとの初戦に勝てたのはコバレフがロシア人だからじゃ無いですかね。カネロ相手にあんなことやったら大差判定負けだと思います。
まぁまず出来るのかって話ですが。
まぁウォードが暴くまでコバレフも非の打ち所がない無敵城に見えましたし、カネロの思わぬ弱点が曝け出される事に期待ですね。
あの試合でウォードを勝ちにしてしまえばなんでも有りですよね。
カネロの弱点。
スタミナが、はずっと言われていましたがドーピング発覚以来少しもその不安は感じさせません。
私もコバレフウォード1はずっとコバレフの勝ちだと思っていましたし、ウォードのことが当時は憎くて堪らなかったのですが、改めて見返してみるとあの試合ウォードは相当うまく戦ってたと考え直すようになりました。
中間距離〜アウトサイドの差し合いでコバレフに太刀打ち出来ないと悟り、インサイドの揉み合いでコバレフを消耗させる作戦に即座に切り替える戦術眼は一級品でした。
ウォードは結構クリーンにインファイトしてたと思います。最近は頭と頭が交錯する近距離になるとレフェリーがすぐにブレイクしてしまうせいで、ボクシングからインファイトが失われている気がします。デュランとかが現代にいたら絶対人気出ないですよね。
あの試合も接近するウォードに対しコバレフの方から腕を回してクリンチに逃げる時間が意外にも長かった。ウォードのプランはコバレフが苦手とするインサイドでショートフックを上下に散らしコバレフを消耗させること。2Rのダウンから瞬時にプランを切り替えそれを徹底し続ける忍耐力は正直凄かったです。
個人的には、それでも引き分けが妥当な試合かなという気はしますが、当時気付けなかったウォードの強さを遅まきながら発見できた気がしています。(長文失礼しました)
デュランもなかなか癖のあるインファイトをしてましたね。
ウォードホプキンスしかりインファイトで打ち合いにさせない技術?ですね。
避けて打ってではなく、腕をからめとって打たせない。
私もある程度は楽しめるのですがウォードはちょっと度を越えていたように感じました。