ティム・ヅーvs井上岳志 正真正銘のサラブレッド

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プロスペクト

ティム・ヅーvs井上岳志

試合内容

日本のフィジカルモンスター井上が世界のフィジカルモンスターにどの程度通用するか。
ヅーはロシアの伝説を父に持つ正真正銘のサラブレッド。
既に世界王者を絶対視するファンも多い。
20勝15KO。

井上はアジアでは敵なし。
ボクシングは無骨ながらタフな男で期待感があります。
17勝10KO1敗。

初回からヅーがプレッシャーをかけて井上を下がらせる。
井上はヅーのパンチ力を警戒しているのか様子見なのかいつもの執拗さはありません。

序盤から主導権をを握ったのはヅー。井上が得意とするラフな接近戦をさせず、またハードショットを腕にめり込ませて井上を後退させます。
下がらされた井上は持ち味が出ない。
時折ヒットする強烈なヅーのパンチがポイントを重ねていきます。

ハイガードで顔面を守る井上の腹を狙うヅー。
アッパーカットの見栄えもいい。
井上もフックを返しますが迫力で劣る。
接近してここからという場面で強烈なカウンター。
浅いヒットでも井上は一旦退かざるをえない。

6回からはヅーがプレッシャーを強め井上を下がらせてボディーショット。
井上がもみ合いで負けている上に消耗も目に見えてきた。
腹が効いているが膝は着かない井上。

想像以上に井上には何もさせないヅー。
しかし想像以上にタフな井上。
井上でなければ2人は倒れているほどのパンチを受けても耐える。

ヅーは疲労で動きが落ちてきたのもあってこのあたりからようやく井上の持ち味が出てきました。
それでも要所要所で見せるヅーの強靭さは目を見張るものがあります。

感想

井上のフィジカルと打たれ強さ、執拗さならと思いましたがヅーは私の想像を超える強さでした。
上手い上に井上に押し負けないだけの強靭さとラフさも兼ね備えています。
井上が跳ね返され続けました。
チャーロ、カスターニョ、誰が相手でも勝負できますね。

父親はスーパーライト級3団体王者。
息子のティムもスーパーウェルター級の統一を達成しキャリアの中盤で父親の偉業を抜き去ることも考えられますね。

コメント

  1. ムーンサルトをする森光子 より:

    井上が距離を詰められないとは…ティムが接近戦で有効打を稼ぐ消耗戦になるかと思ったんですが。
    オーバーハンドとか交錯した時のアッパーとか父親譲りの技術も見えるんですが、より基本に忠実で穴が少ないです。
    肩周りは異常な厚さですが、井上がガチガチな事もあり、ボディは少し緩く薄い印象です。これで打たれ強いとなると手がつけられませんが…

    • とぉとぅぉとぉ より:

      ムンギアに押し勝つ井上を押し返すとは末恐ろしい才能ですよね。
      ゴロフキン並みの打たれ強さを期待したいですがどうでしょうか。
      親父さんは時々転んでいましたから。
      とはいえ親父よりは柔軟ですね。

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