リチャード・コミーvsワシル・ロマチェンコ
試合内容
テオフィモにすべてを奪われた元PFPキングロマチェンコ。
今回の相手コミーはライト級でも屈指の実力者。
圧倒できればテオフィモへの復讐、テオフィモを退けたカンボソスへの挑戦が視野に入ります。
16勝11KO2敗。
コミーは30勝27KO4敗のハードパンチャー。
負けたのはイースター、テオフィモ、シャフィコフ。
シャフィコフ戦を見る限り、ロマチェンコとの相性は悪い。
初回、ロマチェンコは様子見。
下から崩していく。
コミーはうまくロマチェンコのフットワークに対抗している。
2回コミーのボクシングにはロマチェンコ対策の跡がはっきりと見えるが、ロマチェンコが徐々に対応している。
3回コミーのサイズの利を生かした攻めと守りを見せているがロマチェンコに解体され始めている。
4回からコミーの消耗してきた。
7回ついにコミーがダウン。
再開されるとロマチェンコは猛攻。
コミーは足にきている。滅多打ちされるが耐える。
終盤戦へ突入。
コミーの体力の限界は近そうだがロマチェンコは無理はせずに計画通りにコミーを解体。
チャンピオンシップラウンズ。
KOできそうだがロマチェンコは無理しない。
UDでロマチェンコ。
感想
コミーを圧倒しましたロマチェンコ。
しかしKOはしません。
彼らしいといえば彼らしいですが物足りない。
デービスとの試合が見みたい。
この日は難攻不落に見えましたねロマチェンコ。
彼のスタイルはやはりサリドのように被弾覚悟の特攻、もしくはテオフィモのようにスピードとパワーで上回り下がらせられないと勝ち味がないように思います。
コミーは初回は良かったのですが徐々にロマチェンコに対応され解体されてしまいました。
タフなコミーが簡単に消耗していく姿には驚かされました。
コミーは実力者ですが現在のライト級だと第二集団といったところ。
今後は門番的ポジションにシフトしていく気がします。
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