ゲイリー・アントゥアン・ラッセルvsランセス・バルテレミ
試合内容
15勝15KOのラッセル。
アマ時代はエニスにも勝っている逸材です。
バルテレミはキューバのベテラン。
元スーパーフェザー級、ライト級の王者。
29勝15KO1敗1分。
ラッセルが積極的に仕掛けていきハードショットをねじ込んでいく。
バルテレミはラッセルの攻勢も慌てることなく冷静に対応。
ベテランらしさを見せます。
初回終了間際にラッセルの膝を揺らしました。
2回、ラッセルが踏み込むと同時にパンチを放つバルテレミ。
ラッセルはバルテレミのカウンターに敬意を払い慎重に組み立てます。
3回、ラッセルが丁寧に組み立て始めるとパワーの差が現れ始め増した。
バルテレミのパンチはシャープだが迫力がラッセルが幾分か勝る。
が、時折鼻先を掠めるバルテレミのカウンターには意識が込められている。
まだ勝負は分からない。
序盤を終わるとラッセルのパワーを持て余してしてきたバルテレミ。
クリンチでなんとかしのぐ展開が続く。
なんとか持ち堪えているバルテレミだがラッセルのパワーを後どれだけ抑えきれるか。
6回、ラッセルの右フックでバルテレミダウン。
立ち上がり続行の意思を示すもレフェリーは試合をストップ。
感想
ストップは少し早い気がしますが、倒れ方やそれまでの展開から逆転は難しいと判断されたのでしょう。
丁寧に技巧派元王者を崩しいくあたり、流石といったところ。
そろそろ挑戦でしょうか。
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